Quantcast
Channel: ZUU online »外貨建て商品
Viewing all articles
Browse latest Browse all 13

どこがお得??徹底検証!!外貨預金・外貨MMFの金利ランキング(2014年1月)

0
0

medium_24929456251

今回は外貨から預け入れた場合の、外貨預金金利を比較してみます。期間1年以内、1万通貨未満として、金利が高い水準の商品を挙げていきます。なお為替レートによって受取通貨が決定する、二重通貨定期預金は除きます。

①外貨預金の金利ランキング(米ドル)

まず流通量No.1の米ドルについて見てみましょう。

・ SBJ銀行 1週間0.25% 3ヶ月0.2% 6ヶ月0.3% 1年0.6%

・ 東京スター銀行「スターワン外貨定期預金」 期間1年0.3% 期間6ヶ月0.2%

・ 大和ネクスト銀行 期間1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月0.23%

・ 住信SBIネット銀行 期間1年0.2%

・ 新生銀行の「2週間満期外貨預金」「パワーサポートプラス」 0.2%

・ イタウ・ウニバンコ銀行 期間1年0.2%

他に、次のような商品もあります。

・ ソニー銀行は、期間3年0.45%です。

・ 東京スター銀行の「外貨定期預金スターエリート」は、1万米ドル以上で、期間5年1.2%、期間10年1.6%です。また仕組み預金「右肩上がり外貨定期」の金利は、3年タイプでは0.5%、0.75%、1.0%と、5年タイプでは1.3%、1.6%、2.0%と上がっていきます。

・ 新生銀行の仕組預金「パワーステップアッププラス」は1~5年目にかけて、金利が1.0~1.4%と上昇します。

仕組み預金は、満期が繰り上げられる可能性があります。また、原則として中途解約できず、中途解約が認められた場合でも元本割れの恐れがあります。

都銀について見ると、りそな銀行の「アイドル」では、預け入れ金額に従って、金利が上乗せされます。たとえば10万米ドル以上であれば、店頭基準金利+0.2%です。

②外貨預金の金利ランキング(ユーロ)

続いて、流通量No.2のユーロについて比較します。

・ オーストラリア・ニュージーランド銀行 期間1ヶ月0.15% 期間2ヶ月0.16% 期間3ヶ月0.2% 期間6ヶ月0.22% 期間1年0.28%

・ 住信SBIネット銀行 期間3ヶ月0.11% 期間6ヶ月0.14% 期間1年0.2%

・ じぶん銀行 期間1年0.12%

・ 楽天銀行 期間1年0.11%

次に、他の期間や金額について見てみます。

・ ソニー銀行の外貨定期預金は、期間3年0.22%です。

・ 東京スター銀行の「外貨定期預金スターエリート」は、1万ユーロ以上で、期間5年0.2%、期間10年0.3%となります。

③外貨預金の金利ランキング(豪ドル)

それでは高金利通貨の豪ドルについて、見てみましょう。

・ 住信SBIネット銀行 期間1ヶ月・1年3.0% 期間6ヶ月2.2%

・ 大和ネクスト銀行 期間1ヶ月2.3% 期間3ヶ月2.4% 期間6ヶ月2.5% 期間1年2.3%

・ 楽天銀行 期間1ヶ月2.05% 期間2ヶ月2.2% 期間3ヶ月2.25% 期間6ヶ月2.3% 期間1年2.4% 

新生銀行の仕組預金「パワードワンプラス」は、1~3年目にかけて2.0%、2.1%、2.2%と金利が上がります。

④外貨預金の金利ランキング(NZドル)

続いて、同じく高金利通貨のNZドルについても見てみましょう。

・ 住信SBIネット銀行 期間3ヶ月2.2% 期間6ヶ月2.25% 期間1年2.4%

・ 広島銀行「ビッグバン」 期間1年2.27%

・ じぶん銀行 .期間1年2.2%

・ 大和ネクスト銀行 期間1ヶ月2.2% 期間3ヶ月2.2%

このように通貨や期間によって、高い金利をつけている銀行が異なります。そうはいっても、国内での外貨建て送金は手数料が高く、金融機関を替える機会がなかなかないかも知れません。

しかし、送金先金融機関が手数料を負担するキャンペーンを行っていることもあります。自分で手数料を負担するときは、受取り銀行でかかることがある被仕向手数料もチェックしましょう。

⑤外貨MMFの利回り

外貨MMFの利回りは、次のとおりです。

・ 米ドル 野村0.13% 日興0.109% ダイワ0.091%

・ ユーロ 野村0.215% DIAM0.046%

・ 豪ドル 野村1.98% 日興1.871% ダイワ1.869%

・ NZドル 野村2.016% 日興1.934% ダイワ1.928%

外貨定期は固定金利で、外貨MMFは実績分配なので、単純に比べることはできませんが、数字だけ見ると、外貨MMFは、特に高金利の預金よりはやや低い利回りです。しかし、平均的な外貨金利よりは、良い水準です。

証券会社で外貨MMFを購入すると、別の外貨商品の購入代金に充てることもできます。たとえばSBI証券、楽天証券、マネックス証券では、外国株を購入することができます。

預金のメリットは証券の価格変動リスクがない点で、外国債券や外国株で運用するメリットは、比較的高いリターンを得られるケースがある点です。先々の運用計画や、金利の見通しも考慮して、外貨預金と外貨MMFの商品を選んでください。

photo credit: TheBusyBrain via photopin cc


Viewing all articles
Browse latest Browse all 13

Latest Images

Trending Articles





Latest Images